
当社最大の部活・筋トレ部は、結果にコミット。費用0円で理想の体になれる活動の秘訣を公開!
こんにちは! 「UPDATE M&Aクラウド」編集部のみょんです。今回ご紹介するのは、社内最古&最大の部活動、筋トレ部。これまで何度か話のマクラに触れてきましたが、いよいよ主役としての登場です。
プロの指導を受けているわけでもなく、ゆるめのムードで活動しているにも関わらず、意外にしっかり結果も出しているのが、当社の筋トレ部。「ベンチプレスの重量50%増」「風邪を引かなくなった」、さらには「自分は変われると思えるようになった」とメンタル効果を熱く語る部員もいて、M&Aクラウドの事業活動を陰で支える(?)存在となっています。
昨年末まで、旧・八丁堀オフィスの狭い片隅で、日々車座になってトレーニングしてきた部員たち。1月初めに移転してきた現・新宿御苑オフィスには、広いオープンスペースがあり、前の入居会社から引き継いだトレーニング器具まで使いたい放題――と思ったのも束の間、翌日からの緊急事態宣言で、リモートワーク突入を余儀なくされました。
しかし、長期のリモートワークが続く今も、部員たちの熱は冷めません。ジムや自宅でのトレーニング、都内の散歩など、思い思いの活動をしてはSlackで報告し、励まし合っています。入社後にふとしたきっかけで筋トレにハマり、これまで社員の半数近くを巻き込んできた部長に、楽しんで継続できる筋トレの秘訣を聞きました。
▲筋トレ部の部長を務める、カスタマーサクセス部 加藤 耀介
情報源はYouTube。筋トレも栄養学も、貪欲に学んで仲間に展開
――加藤さんが筋トレを始めたきっかけは?
加藤 入社してすぐの2019年6月、CEOの及川さんとの1on1で、冗談半分に「加藤君、細いし色白だから、(仕事で接する他社の)経営者になめられないようにした方がいいよ。ヒゲ生やして、筋トレでもしてみたら?」と言われたんです。試しに1週間くらい、腕立て伏せやスクワットをしてみたら、それだけで結構筋肉が張ってきて、「こんなにすぐ成果が出るんだ」と。腕立て伏せも、最初は10回くらいしか続けられなかったんですが、できる回数も増えて、目に見えて体が変わるので、単純に面白くなりました。
――今や筋トレマニアの加藤さんですが、始めたのは入社後だったんですね。そこからどんなふうに部活動に発展したんでしょうか。
加藤 家でのトレーニングを始めてすぐ、会社でも休憩時間にトレーニングしたいと思うようになったんですが、静かなオフィスでいきなり一人で始めるのは気が引けるなと。そしたら、及川さんがまさかの経営会議に上げてくれて(笑)。
――全社集会で突如、「休憩時間に筋トレしてもOKです」とアナウンスがあったのは、そういうことか(笑)。
加藤 そこからオフィスでもやるようになったら、一人、二人と自主的に加わってくれる人たちが出てきて。あとは社員が増えるにつれて、「筋トレ部員」も増えていった感じです。八丁堀オフィスの最後、2020年末ころは、毎回7~8人は参加してくれてました。
――毎日、夕方にトレーニングしてましたよね。メニューは加藤さんが考えてたんですか?
加藤 そうです。みんなの希望も聞きつつ、5~10分くらいのメニューを組んでました。よくやっていたパターンは、腕立て伏せ15回3セットで大胸筋を鍛えた後、締めにプランクで腹筋や体幹を刺激するとか。人によって、きつければ膝をついたり回数を減らしたりして、負荷を調整してました。
――そういう筋トレの知識、加藤さんはどこで身に着けたんですか? ジム?
加藤 いや、情報源はほぼYouTubeですね。6月に家で筋トレを始め、7月ころからジムにも通ってましたが、トレーナーを付けたりはしていなかったので。
もともと料理好きだったのもあり、トレーニング方法だけじゃなく、栄養の摂り方とか体づくり全般について、いろいろ検索するようになっていったんです。そのうちに、みんなが自分に質問してくれるようになって、正確に回答するためにまた調べたり。そういう仲間がいると、モチベーションも上がりますよね。
リモート中もSlack上で切磋琢磨。人生が変わった部員も⁉
――噂によると、食事指導なんかもしているとか。
加藤 指導といったら大げさですけど…。2019年11月にSlackで筋トレ部のチャンネルを立ち上げたんですが、そこで食事の写真を上げてくれた人に、アドバイスしたりしてました。ダイエットしたいとか、筋肉を増やしたいとか、目的に合わせて。Slackではほかにも、「おすすめのサプリを教えてほしい」「最近、筋肥大が停滞してるので助けて」とか、いろんな質問が飛んできます。
最近は特に、回答者も自分一人だけじゃなく、お互いに教え合っているんです。つい先日、社内の「M&A道場」を真似して、「筋トレ道場」という名前でクイズを出していたのも、別のメンバー。彼は本当に熱心だし、筋トレを始めたおかげで、自分に自信が付いたみたいですよ。
――社員の人生が変わる部活動ってすごい。リモートワークになってからは、Slackでの情報交換が活動の中心ですか?
加藤 今のオフィスには懸垂バーやダンベルもあるので、出社した人は各自でトレーニングしたり、たまに数人で集まってやることもあります。とはいえ、リモート中なので、なかなかみんなはそろわないですよね。早く再開できたらいいんですけど。
Slackのチャンネルでは、「日付/何をどれくらいやったのか/気づき・コメント/やった場所」を入力するフォーマットを作っていて、各メンバーが自分の活動状況を報告し合っています。それでコメントやスタンプが付けば嬉しいし、他の人が頑張っているのを見ると刺激も受けるので、みんな結構、活動継続できてるみたいですね。
――週何日もジムに通い、ハードなトレーニングをしている人もいれば、散歩にハマって都内を10キロ以上ウォーキングしている人もいたり。活動報告を見ていると、ほんと個性豊かで面白いですね。加藤さん自身は、今はダイエット中?
加藤 筋肉を増やすには、筋トレしながらご飯もしっかり食べ、摂取カロリーが消費カロリーを上回る状態にし続けないといけないんです。ただ、余ったカロリーは一部、脂肪になってしまうので、どこかのタイミングで脂肪を取る作業が必要。だいたい3カ月くらいダイエットに集中して、脂肪をなくしたら、また筋肉を増やす作業に入るんですが、自分はちょうど今、ダイエット期間中なんです。
――はあー、そういうものですか。何か目標に向かって、体づくりをしているんでしょうか。
加藤 ずっとただ面白くて続けてきましたが、ここまで来たら、一度ボディビルの大会に出てみたいなと。今年中に「ベストボディ」というクラスに出ることが目標です。
――おお、頑張ってください! そんな加藤さんにとって、ズバリ「筋トレ部」とは?
加藤 いつの間にかこんなに仲間が増え、自分以上に熱心に活動してくれるようになって、本当に嬉しいです。自分自身、筋トレキャラが定着したおかげで、新入社員の人たちにもすぐ覚えてもらえるし、リアルで集まってトレーニングしていたときは、その日仕事で話す機会がなかった人とも話ができたり。会社に来るのをより楽しくさせてくれた存在です。
――最近のステイホーム期間中、一念発起して筋トレに挑戦したものの、なかなか継続できなかった人も多いと思います。長く続けるコツを教えてください。
加藤 そもそも「続けなければいけない」という発想がなかったのが、自分の場合はよかったかなと思います。筋トレってやればやっただけプラスになるし、サボっても、その日はプラマイゼロになるだけ。マイナスになることはないんです。
最初から「腕立て30回」とか意気込まず、できる範囲でやりつつ、徐々に負荷をかけていけばいいんじゃないでしょうか。自分も始めたころは10回が限界でしたけど、今は40回は普通にできるようになったので。自分なりのペースで、無理なく楽しんでいけばいいと思います!
筋トレ部愛炸裂! 部員たちが語る「筋トレのススメ」
筋トレ部員の満足度は本当に高いのか…? 部員たちの生の声を紹介します!
Q あなたの活動目的は?
「かっこいい体を手に入れるため」
「運動不足の解消と健康増進。長く働ける体をつくる」
「①ストレス発散、②生活の中でルーティンとして取り入れ、一定のメリハリをつける(筋トレするために、これをここまでに頑張ろうとか、体調整えておかなければとか)、③野球、ゴルフのパフォーマンスと見栄えの向上」
「筋トレやったら彼女できるかなと思って」
「セロトニンを求めて歩いています。通ったことのない道を歩いていると、アイディアが浮かんできます。さらに、5キロほど過ぎると視界が開ける瞬間があり、木漏れ陽の美しさが際立って認識できます」
Q 活動成果を教えてください。
「入社時61㎏→現在67㎏(増量成功!) ベンチプレスの重量50㎏→87.5㎏」
「マジで風邪引かなくなりました」
「自分は変われるというマインドセットを手に入れたことです。目立つのが苦手でしたが、最近はイベント登壇などにも積極的にチャレンジしています。今でもガチガチに緊張しますが、筋トレと同じで、何度もやっていればうまくなれると思えるようになりました」
Q 筋トレ部で活動し続けている理由は?
「実際にトレーニングできるし、栄養関連の知識も増えて、健康意識が高まるから」
「自分のペースででき、レベルの高い人もいて勉強になります。筋トレ以外の運動も良しとする懐の深さも好きです」
「昨日の自分より良い自分になれるので、精神衛生上良いです。たとえ嫌なことがあっても、筋肉が増えたり脂肪が減ったり、何か前進している。筋トレは希望です」
「フィットネスジムの1年間の継続率はわずか4%と言われています。しかし、我々筋トレ部の継続率は100%です。高みを目指す同志が集まることで、継続という大きな成果につながっていると思います」