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リクルートホールディングスとZHDでの経験値を注ぎ込む!新任CSOが語る「M&Aクラウドを選んだ理由」

2023年8月18日、M&Aクラウドは4名の執行役員就任を発表しました。「UPDATE M&Aクラウド」では、新役員それぞれの実績や今後の抱負をインタビューで紹介しています。

今回は、8月にM&Aクラウドに入社したばかりのCSO(Chief Strategy Officer)石塚が登場。リクルートホールディングスの主に事業統括部門や経営企画部門で活躍した後、ヤフーとLINEの統合により誕生したZホールディングス(ZHD)へ移り、通算17年、大企業の変革をリードしてきたキャリアを持ちます。そんな彼が今なぜM&Aクラウドに転職し、今後どんなチャレンジを描いているのか、熱い思いを聞きました。

石塚 純一(いしづか じゅんいち)
株式会社M&Aクラウド 執行役員CSO 兼 経営企画本部長
早稲田大学 政治経済学部卒
2006年新卒で株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)に入社。ホールディングスでの国内/海外事業の統括、経営企画を経て、複数の子会社の取締役を担当。その後Zホールディングス株式会社に入社し、ヤフー株式会社の財務企画本部長、経営企画本部長を歴任。2023年8月にM&Aクラウドに入社。

人生で何回、仲間と泣けるか。M&Aクラウドで新たなステージへ

――これまでのキャリアを簡単にご紹介ください。

新卒で入社したリクルートホールディングスでは、6年間営業/企画業務を経験した後、事業統括室へ異動。以降、経営企画、子会社の取締役なども含め、一貫して管理部門で仕事をしてきました。リクルートで15年目を迎え、そろそろ次のチャレンジをしようと考えていた時期にご縁を頂き、Zホールディングスに転職。ヤフーとLINEが統合するタイミングで2年超、ヤフーの財務企画本部長や経営企画本部長を務めました。

リクルートの次のキャリアとして、実はスタートアップも考えていました。背景として、リクルート時代に立ち上げたEmployee Experience Design部で、スタートアップに近い体験をしていたことがあります。ホールディングスの一部門でありながら、兼務や業務委託のメンバーも多く、既存部門とは異なるスピード感にあふれた組織でした。全社の従業員満足度向上のために何ができるか、他社事例なども研究しつつ、良いと判断したことはどんどん導入していける楽しさがあったんです。

今回のZホールディングスからの転職時も、大手企業からのオファーも頂きました。でも、これまでの延長線上で働くより、スタートアップという新しい環境に身を置いてみた方が、純粋に面白そうだなと。限られた人生の中で、次のフェーズに進むときが来たと感じました。

――スタートアップの中でも、M&Aクラウドを選んだ理由を教えてください。

1つは、M&Aという市場そのものの大きさ、そして成長市場であるということ。リクルートの社長が使っていた言葉に「成長はすべてを癒す」というものがあります。スタートアップに移るなら、急成長中の市場で思い切ったチャレンジをしたいと思いました。

もう1つ、これから急拡大していくM&Aクラウドに対して、自分の経験値をフルに活かした貢献ができると感じたことも大きかったです。M&Aクラウドの経営陣の中には、この先のフェーズを他社で経験している人が少ない分、私が入ることでお互いの得意分野が重なることもなく、上場に向けて必要な業務領域をうまく分担していけそうだなと。

Zホールディングスに移ったときもそうだったのですが、私は人から頼られると嬉しいタイプなんです。組織が好き、というか、究極的には人が好きなんですよね。一人では絶対にできないことをみんなで成し遂げ、一緒に泣くような経験を人生で何回できるか――キャリア選択の軸はそこにある気がします。

上場という大きなイベントに向かうプロセスを自ら推進でき、経営陣との相性もよさそうなM&Aクラウドは、今の自分に合ったフィールドだと感じました。

「プロフェッショナルであれ」。海外法人の立ち上げと解散で得た仕事観

――これまでに「仕事で泣いた」のは、どんな場面でしたか?

関わったプロジェクトはどれも思い出深いのですが、一つ挙げるとすれば、2013年にRecruit USAの立ち上げプロジェクトが打ち上がったときです。リクルートホールディングスは2012年にアメリカのIndeedを買収。その後、海外事業の経営企画部門を独立させて米国法人を設立する流れになったのです。複数部門横断のプロジェクトだっただけに、関わったメンバー全員でハードな経験を分かち合った感覚がありました。

――部門を越えた一体感を味わったのですね。

ちなみに、Recruit USAに関しては、私はその3年後に同社が役目を終え、解散するまで関わり続けました。新しい組織を立ち上げる、閉じるといった場面では、やはりドラマがありますね。特に解散のときの経験は、私の今の仕事観に大きく影響しています。

現地で採用したメンバーの中には、関連会社への転籍が決まった人たちもいた一方、解散時にリクルートを離れざるを得なかった人たちもいました。自分が採用にも関わり、3年間苦楽を共にしてきた人たちですから、私もいろいろな思いがありました。

とはいえ、結局、組織は変わり続けるものであり、そこで成果を出し続けられるのは高度なスキルや経験値を備えた個人なんですよね。自分の希望に沿ったキャリアを築いていくためには、まずは実力を磨いていかなくてはと、私自身、決意を新たにする機会になりました。

「誰と」「どうやって」働くか。組織デザインで、最大のパフォーマンスを引き出す

――M&Aクラウドでの石塚さんのミッションをご紹介ください。

CSO兼経営企画本部長として、全社の戦略/計画策定や予実管理、経営会議運営、経営イシュー対応を担う経営企画部、そして人事部を管掌します。端的に言えば、戦略と人事の両面から、長期目線で会社の成長を支えていく役割です。

私はリクルートホールディングスとZホールディングスという、非常に幅広い事業を抱える2社で、さまざまな組織の変遷に立ち会ってきました。たとえば、リクルートホールディングスは2012年に分社化し、その後2021年に再度7社を統合しています。組織のパフォーマンスを最大化する観点で、どんな体制を採用するとどんなメリット・デメリットがあるのか、経営視点で考え続けてきたことは私の強みです。

M&Aクラウドには今、「M&Aクラウド」「資金調達クラウド」「M&A Cloud Advisory Partners(MACAP)」「M&Aクラウドエージェント」という4つの事業があります。これらは「M&A・資金調達の支援」という共通の軸を持っていますが、今後もしこの軸を拡げる事業も手掛ける展開になれば、分社化なども検討する必要が出てくるでしょう。そのときは私の経験を共有しつつ、メンバーと一緒に最適解を探っていきたいですね。

――人事に関しても、抱負を聞かせてください。

今のM&Aクラウドは事業の型ができてきたので、人が増えればそれだけ成長が加速する、拡大フェーズにあります。このポテンシャルをしっかりアピールし、「ここならエキサイティングな経験ができそう」「自分も成長できそう」と考えてジョインしてくれる人を増やしていくことが、まずは重要です。同時に、社員がいきいきと働き続けられる仕組みを整え、数と質の両面から、全社のパフォーマンスを最大化していきます。

同じメンバーがそろっていても、「誰と」「どうやって」働くかによって、出せるパフォーマンスは本当に変わるんですよ。これは私がリクルートホールディングスとZホールディングスでさまざまな組織に関わり、ときには痛い思いもしながら学んできたことです。

配属から評価制度設計、ガバナンスに至るまで、どのような形を取れば、今いるメンバー、そしてこれから入ってくるメンバーが最高に輝けるのか――会社のフェーズや外部環境にも目を配りつつ、その時々の最適解を追求していきます。

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